疲れの種類
「疲れ」は3つあります。
- からだの疲れ
- 神経の疲れ
- こころの疲れ
(1)からだの疲れ
運動をしたり、仕事で重いものを持ったりして使った筋肉のエネルギーが不足したり、疲労物質(乳酸)が溜まることで感じるだるさ。
また、同じ姿勢を長時間続けるなどして特定の筋肉ばかり緊張するのもこの疲れに入ります。
(2)神経の疲れ
スマホを使いすぎたり、パソコンを使ったデスクワークの時間が長くて脳に負担がかかってしまった、頭の疲れです。
(3)こころの疲れ
人間関係や悩み事などメンタルのストレスです。
疲れはこの3つの要素がからまって生じる身体の声と思ってください。
「そろそろきちんと休んで!」
疲れが取れやすくなる方法
疲れが取れにくいと感じている人は次の5つの項目がきちんとできているかチェックしてみましょう。
- 姿勢
- 休む
- 寝る
- 運動
- 食事
(1)姿勢
日常生活で同じ姿勢を続けていると、特定の筋肉ばかり使うことになってそこが緊張してきます。
特にデスクワークや乗り物で座っているときの姿勢に気をつけましょう。背中が丸くなったり、お尻が椅子からずり落ちそうになったりしていませんか?
そんな姿勢でいると、筋肉の疲労だけではなく背骨まで歪んでしまいます。
自分の姿勢を意識して、きちんと椅子の奥まで座って背筋を伸ばしましょう。そしてできれば、時々姿勢を変えたりストレッチをするなどで他の筋肉も動かすことが大切です。
(2)休む
心身をリフレッシュすることが大切です。
何もしないでゴロゴロするのもいいのですが、それでは姿勢が悪くなってしまうこともあります。
そういうときにおすすめしているのが「お風呂」です。
お湯に入って身体の力を抜くことで、筋肉にかかっている負担も軽くなります。
汗とともに身体の中の汚れが出ていきます。
身体の芯からあたたまることで血行が良くなります。
ホッとしてリラックスできるので心が休まります。
(3)寝る
寝ることでこんな効果があります。
- 傷んだり疲れているところが治されます。
- 筋肉が休まります。
- 昼間に体験したことの整理整頓がされます。
- 食べ物が消化吸収されます。
こうしたことで、ストレスや疲労から回復して明日への活力(エネルギー)を取り戻します。
(4)運動
筋肉に疲労物質(乳酸)が溜まると疲れを感じます。適度にからだを動かすことで乳酸が血管に流れ出して体外へ排出されやすくなります。
散歩程度の軽い運動で十分なので、ゆったりと深呼吸して新鮮な空気を取り入れながら楽しく歩きましょう。
(5)食事
あなたの身体を治すためには、素材が絶対に必要です。
食事はエネルギーだけでなく、自分の体を作るための大切な材料だと思ってください。
寝ている間に自分の身体を作り直す材料です、良いものを使いたいですよね!
ネットなどで調べると多くの情報があってどうしたら良いか迷ってしまいますよね。
そこで私は誰にでもできる簡単な方法をお伝えしています。
ポイントはたった2つ
旬
スーパーに行って、入口付近で山盛りになっていてお値段もそこそこ安いもの。それが旬の食材のことが多いですよ。
和
なんとなく和食、そのぐらいで十分です。おかずに迷ったら、お惣菜でいいんです。
入口にあった旬の食材が入っていそうな物を選ぶように心がけるだけ。
簡単です!